南日本新聞 オセモコ特派員リポートに掲載されました!


(2019年11月30日土曜日、南日本新聞)

「こどものけんちくがっこう」の6年生クラスの牧角 勇希(まきすみゆうき)さんが、南日本新聞のオセモコ特派員として「こどものけんちくがっこう」の活動内容をリポートした記事が掲載されました!!

さすがオセモコ特派員として選ばれるだけあります!
「こどものけんちくがっこう」の思いをとても上手に伝えてくださっています。

牧角さん、活動の特徴を分かりやすくリポートしてくださりありがとうございました!


※オセモコとは … (南日本新聞社 みなみEduより)
鹿児島弁の「長才(おせ=大人)も子も」を短くした造語です。

--------------------------------------------
けんちくがっこうで学ぶ
「喜び大きいものづくり

牧角 勇希(まきすみゆうき) 特派員
中州小6年(鹿児島市)

NPO法人「こどものけんちくがっこう」(鹿児島市)は、僕たちが生活する環境を、ものづくりを通して学ぶところだ。
僕も、ものづくりが大好きで通い始めた。

「地域に根ざしたひとづくり・ものづくり・ことづくり」をテーマに、鹿児島大学工学部建築学科環境建築研究室と鹿児島市の工務店ベガハウスが2016年に始めた。
校長の鷹野敦先生(鹿大准教授)をはじめ鹿大のお兄さんお姉さん、工務店の方々が建築を教えてくれる。

年間の活動は前期と後期に分かれ、それぞれ10回ずつ授業がある。
前期は「手で考える授業」で、のこぎりや金づちといった道具を使い家具などをつくる。
後期は座学や見学が中心の「頭で考える授業」だ。
小学3年生から中学3年生まで50人ほどが学んでいる。

これまでの授業で大工道具箱や折りたたみ式の棚などいろいろなものづくりを経験した。
その中で紹介したいのは、マルヤガーデンズ(鹿児島市)に「子どもたちの遊び場」や読書スペースをつくったことだ。
切る木の数も多く、大変な作業だったが、その分僕たちの喜びは大きく、利用してくれるお客さんも楽しそうだった。

ものをつくることで環境が変わり、快適な気持ちになれる。
建築や街づくりを学ばせてもらえ、貴重な経験をしている。
これからの日本の街並みを勉強し、将来建築の道に進んでいきたいと思っている。
--------------------------------------------